プロトレイルランナーの石川弘樹さんが開発に関わったことで有名なRUFOUS8、実は私もこっそりと使わせて頂いています。
この記事の概略として
GREGORY RUFOUS8【■】
カラーは2色ブラックとネイビー、どちらも一度目の入荷ではアッという間に売り切れてしまう程の人気ぶり。実際に自分で使ってみると人気の秘密がよく分かりました。
【ポケットの配置とサイズが絶妙】
前面と側面に配置されたポケットの数、大小含めて何と9個。メイン気室や後ろ側のポケット等の外側から見える物を全て含めると、ポケット数13個という収納力。前々回の私のブログで紹介させて頂いたノースフェイスのTRシリーズ【コチラ■】とは真逆の作りと言えます。ポケットによって収納する物が決められている訳では無いのでご自身のスタイルで詰め込んでいって下さい。
【ワンアクションでフィット感アップ】
サイドに取り付けられている2本のコード。それぞれを引くことでフィット感をワンアクションで調整出来ます。RUFOUS8にサイズ展開が存在しないのはこの機能がついているからではないでしょうか。パッと背負ってコードを引くと体にフィットするこの機能があれば、わざわざピッタリサイズを探して迷う必要もありません。
※女性や小柄なご体型の方にはフィットしない事もありますのでご注意下さい。
【形はTEMPO8を逆さまにした形状】
TEMPOは上部が小さく下に向かうに連れて大きくなっていく形状をしていました。
RUFOUSは逆に上部が大きく、下に向かうに連れてシェイプされていく独特の荷室形状。従来のアイテムを上下真逆にするというのは、作り手からすると今までのアイテムやそれを開発する為に費やした全てを否定することにもなりかねないので、かなりの勇気と決断力が必要だったと思います。それでも逆にした理由は、やはり重心位置。上部が大きい作りになることで肩甲骨周りで重心が取れるので体が揺られにくくなります。御在所岳の下りで、ちょっと大きな段差を飛んで駆け下りても荷物のバタつきを感じることなくスムーズに動くことが出来ました。
【ハイドレーション派、ボトル派どちらにも対応】
本体には2ℓまでのハイドレーションパックを収納可能なポケットが付いており、背面とは薄いメッシュ一枚越しなので、日光やヘッドランプで照らせばメッシュ越しに透けてハイドレーションの残量がある程度分かる作りになっています。
後ろ側には2つの大きなポケットを装備。ボトルからジャケットまで色々詰め込めます。左右のポケットが重なって付いているので円筒型のボトルを左右に入れると干渉しあってしまうので、シンプルハイドレーション【■】やOSPLEYのスポーツボトル【■】の様にテーパードがかかったボトルの方が2本入れる場合は相性が良いです。本来は荷物の出し入れの際に使用するループコードも上手く使えばボトルを固定するのに丁度良いです。
文章で色々とご説明させて頂きましたが、実は石川さんご本人が動画にてアイテム説明をされていますので是非ご覧下さい。
日常のファンランからレースにまで、幅広く使用できる8ℓというサイズが丁度良いところ。是非、店頭にて試し背負いしてみて下さい。私が隣で熱く語り出した際にはご容赦を…。(笑)
本日のブログは、松下がお届けしました。
P.S
本日から始まりましたAXESQUINのポップアップイベントに多くのお客様にご来店頂き、ありがとうございました。6月4日(日)までの期間限定開催となっておりますので、是非店頭へ遊びに来て下さい。また、ポップアップ期間のみ販売されるアイテムは通信販売もご対応させて頂いております。詳しくは【コチラ■】をご覧下さい。