ALTRA LONE PEAK3.5 【■】
ALTRA LONE PEAK3.5 Women 【■】
超人気アイテムのLONEPEAK最新モデル入荷しております。前モデルのLONEPEAK3.0は、お陰様で早い時期に完売となりました。その後もLONEPEAKをお求めのお客様に多くご来店頂くも商品をご案内できず大変申し訳ございませんでした。今なら最新モデルのカラー・サイズ揃っておりますので是非、店頭で試してみて下さい。
アップデートポイント
やはり一番気になるのは、前モデルと比べてどこが良くなったのか。今回のブログでは私の愛用しているLONEPEAK3.0とNEWモデルを比べてご説明させて頂きます。(ボロボロのシューズでお見苦しいかもしれませんがご容赦下さい。)
アッパー素材と補強部の変更
(LONE PEAK3.0)
(LONE PEAK3.5)
パッと見ではガッチリとした印象は変わらない両モデルですが、3.5はサイド部の補強を少なくしつつもメッシュ部にスティッチ補強(黄色い糸)が入りアッパーメッシュの強度がより高くなっています。
(LONE PEAK3.0)
(LONE PEAK3.5)
アッパーメッシュ素材はより細かい目の物になったので小さな砂の侵入を防いでくれます。つま先の横幅等のサイズ自体は変わっていないのですがスティッチ補強が入った点とアッパーメッシュが前モデルより少々固く感じる点から前モデルよりも横幅が微妙に狭く感じられます。しかし、私はサイズアップをしなければいけない程の窮屈間は感じませんでした。
タンの付き方に注目!
(LONE PEAK3.0)
(LONE PEAK3.5)
ご試着頂いたお客様から時折、「前のモデルより甲がキツイ感じがする。」という声をお聞きします。その理由が「タンの付き方」にあるんです。写真の白マルで囲んだ部分に注目です。LONE PEAK3.0のタンはシューズ本体との接合部に黒い伸縮性のある生地で取り付けられているのでタンが甲をホールドする力が特別強いわけではありませんでした。それに比べてLONE PEAK3.5はタン自体がシューズ本体に縫い付けられているのでタンのホールド力がアップしていると思われます。
写真のLONE PEAK3.0は履き込んである物ではありますが、同じサイズで比べても左右のシューレースを通す穴の開きに差があります。甲のフィット性を上げる事でシューズと足との一体感を上げる為の仕様と思われます。事実、アルトラのシューズの最大の売りである特徴的なフットシェイプは爪先の自由度を飛躍的に高めるものの斜面をトラバースする際にシューズ内で足がズレてしまう感覚が生じる事があります。甲や中足部のフィット感が上がることで爪先回りの自由度は保ちながズレの感覚をより少なく出来るのです。メーカーの意図した作りかは不明ですが、私自身が履いてサイドにステップを踏んだ際にも足へのフィット性、追従性は良くなっていると感じました。
サイズそのものは変わっていません。
(写真左:LONE PEAK3.5 写真右:LONE PEAK3.0)
US8インチ(26cm)のインソールを比べてみたところ縦の長さ、横幅は同じでした。(LONE PEAK3.0のインソールは履き込んでいる為、若干つま先部が反っています。)シューズ自体のサイズは変わっていないのですが、アッパーやタンの違いで履いた時の「感覚」が変わっていると言えます。店頭では、甲が狭く感じられる方はサイズアップされる方もみえます。やはり、履き込んで自身の足に馴染んだシューズと新品のシューズを比べると若干窮屈に感じてしまうところもあります。特に3.0の足入れ感覚が好きな方には3.5のフィット感はややタイトに感じてしまう様です。
見えないトコロも良くなりました。
(LONE PEAK3.0)
(LONE PEAK3.5)
「内張り」が付きました。LONE PEAK3.0の内側は外部補強の為のスティッチが剥き出しになっており、縫製の糸が丸見えになっていますがLONE PEAK3.5は内張りが付けられているので肌触りは滑らか。長時間のランやハイクの際に擦れを生じる部分をより減らす為の工夫が施されています。
他にもLONE PEAK3.0にはゲーターのストラップを通す為のスリング「GAITER TRAP」が搭載されました。ゲーターストラップのズレを防止してくれるのでロングハイクの際には非常に役立つ機能。
エントリーのランナーから100マイルランナー、ハイカーからもこれだけ人気のあるトレランシューズは中々無いと思います。前回のLONEPEAK3.0を買い逃された方、買い替えをご検討の方、LONEPEAK3.5を是非試してみてください。本日のブログは松下がお届けしました。肉体改造に挑戦しようか悩み中….。