夏の思いで。 四日市から伊勢神宮まで

こんばんは、飯田です。

 

さて、今年の5月末頃に考えていた「自分の活動限界が何処にあるか。

これに対して、この夏に一つの実験を行った。それが、四日市から伊勢までのロードラン。
春頃にこの遊びを思いついたときは、早朝に出発して夕方に到着と考えていましたが、タイミングを逃し真夏になってしまう。
真夏は熱中症で危険だし秋頃まで延ばそうと考えましたが、問題を解決するのはもっと簡単な事で、涼しい夜中に走れば良いと言う事。
トレイルのレースだって、内容によっては必ず夜走るシチュエーションがある。
「長めの距離・夜中に走る」これらを、いっぺんに仮想体験出来るのであれば、もってこいの内容!
と、言う事で、水曜日の定休日利用するので、
前日の火曜日(20日)、いつも通り仕事をして、その日の晩25時に実家を出発。
本来、予定では1時間程の仮眠をとるつもりでしたが、段取りの悪さでゼロ睡眠。
(ますます、オモシロイ)
ブルームーン(21日)の前日の夜は、めちゃくちゃ月明かりも綺麗で、トラックが猛スピードで走る国道の歩道をゆっくりと、ただひたすら南下する。(鈴鹿市役所)
途中、スタッフ小泉と合流して先を進む。
月が西に傾き、暗く重い夜が沈み始めると、
天秤の要領のように、東から明るい陽が昇ってくる。
途中で、キョヲヘイの私設エイドで補給をうけ、長めの休憩の重要性をしる。
あとは、こんな私設エイドも無いので、コンビニを繋いで走るだけ。
綺麗な朝焼けの空の下をひたすら走るが、側道の微妙な片斜面の路面の影響か、自分が心配していた方とは逆足の腸脛靭帯が痛くなる。
正直もっと、痛くなったら止めようと思うが、身体も元気そのものだし、コンビニでアイジンングをすれば少し復活するので走ることに。
残り約50kもあるのに、足は大小の痛みがあるが、現時点ではこれが普通(正常)と考えれば、比較的に問題ないので、まだまだ走る!
到着予定時刻の時点で、まだ残り15k程あっただろうか。
朝はあんなに優しかった日差しも、頭上に昇るにつれて、気温をドンドン押し上げていき、西に傾き出した頃は、すっかり日差しが凶器そのもので、この日ノースリーブで立ち向かった私の右二の腕確実焼いていく。
熱中症対策に、水分を小まめに取りながら、更に、コンビニに立ち寄れば、通称98円シャワー(ただの2Lの冷えた水)を、頭から浴びて身体全体をアイシングし身体を復活させる。
日差しで奪われる体力を実感しながらも、意外と潰れ始めてからでも、なんとなく動ける自分を確認。
最後、伊勢バイパスは、コンビニの数が見事に減る。
メインルートから外れた、「この先⇒800mコンビニあり」の看板をみて、行ってルートに戻るだけで1.6kは、このタイミングでは辛すぎけど、実はこの先3k以上コンビニが無かったどうしようかとか、
時には、今少し集中力があり、しっかり走れているから、目の前のコンビニをパスしたいけど、はたして大丈夫なのか。。。 
その判断が博打みたいで、変に面白くなってくる。
そうこうするうちに、伊勢までの伸びるバイパスの先には、伊勢の森のレース開場の朝熊山のシルエットが見える。
スタートした時には見えなかったゴールが、今確実に薄っすらと見えて来ている。
それは次第にくっきりと見えてきて、山の色まで判断出来るようになり、木々の感じが目で見える頃には、すっかり伊勢市内へ突入。
式年遷宮で活気ある伊勢市内を、汗だくの男二人が走る。
ゴールの伊勢神宮の内宮前は人が多すぎて、達成感の前に「なんかスミマセン。」という、申し訳ない気持ちが先に込み上げたのが正直な所。
後に沸いてくる達成感も、日焼けの痛さで打ち消され、もう少し追い込めたかなと、悔いの方が強くなるばかり。
とは言え、活動時間が長くなった時の自分の特性みたいなのが見えたので大きな収穫ですね!
しばらく、長めのロードはお腹一杯ですので、来週はトレイルへ遊びに行きます!
moderateのブログで、ロードメインのフィードレポートも少し違和感を感じますが、
最後までお読み頂き有難うございました。
ちなみに、コレ↓が伊勢の森で走る、朝熊山です!

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