冬のラン用のシェルに OMM「Cypher Smock(サイファー スモック)」

 昨日は完全OFFの休日を過ごしました。こんばんは、飯田です。

Googleがオモシロイ物を発表していますね。
記事によると、これまでの車等で入れなかった、国立公園内等もコレを背負う事でストリートビューに追加出来るとか。
そのうちに、有名な山の登山道ならストリートビューで確認出来るようになったりするのかも。
「山へ行く前にストリートビューで登山道を確認」
「携帯端末+GPS+ストリートビューで迷わず安心登山」
いつか、こんな時代がきてしまうのか。
さて、ここ最近店頭では、これからの時期に使用するラン用のシェルどうするか悩まれている方が多いです。
個人的には、「軽くて、コンパクトで、完全防水だけど蒸れない、そして、動きやすい。」
1つでオールマイティーに使えるこんなスペシャルなJKTがあれば良いのですが、
そんな都合の良いアイテムは存在しません。
オールマイティーとは、聞こえが良い言葉ですが、言い方を変えれば「どっちつかず。」
と、言うのも、やはり何かに特化したアイテムと比べられる事が多く、また、比べれば劣る部分が出て来ます。
では、どうするのが一番良いのでしょうか?
やはり、其々に特化したアイテムを持ち、シーンによって使い分けることがベターなのではないでしょうか?
例えばランに限って言えば、天気が安定しており、気温もそれ程低くなく、走る時間も長くないのであれば、
コンパクト性と軽量性の高い薄手のナイロンシェルがオススメ。
また、少し気温も低く風が冷たければ、前面にウィンドブロックのメンブレが使われたモノや、
天候が崩れることが予想される時や、長距離を走るのであれば、
完全防水で透湿性の高いJKTを着用したり、パッキングする事良いのではないでしょうか。
そこで、今回は完全防水で透湿性の高いJKTとして、OMMの「Cypher Smock(サイファー スモック)」をご紹介。

コチラは、event素材を使用しておりますので、非常に透湿性が高いのが特徴。
GORE-TEXのアクティブシェルとどちらが?と言われれば、非常に難しいですが、
ゴアの透湿性は、JKTの内の温度が高くなり湿度が上がる事で、湿気が外に押し出される仕組みですが、
eventのメンブレは、非常に細かい通気口があり、JKT内の温度・湿度が上がらなくても、
外に湿気抜ける仕組みとなっております。
これにより、通気性が高いといわれてしまう程に、非常に高い透湿性が生まれます。
(ゴアに比べると、透湿性が高すぎるが故に、少し寒いという方もいるとか・・・。)
透湿性の高さから、わざわざベンチレーションを設けていませんが、
プルオーバーのジッパーが2WAY仕様になっているので、
暑くなり過ぎた場合は、このジッパーを上手く使って頂けると効果的です。
袖と前身ごろより少し長くなった背中側の裾にははリフレクターが施されており、
(パンツがデニムですみません。)
袖口はサムホール仕様となっています。
フードは、ツバの部分に心材が入っているので、雨量や視界等の状況により形が変えられます。
胸のポケットも内側への嵩張りを押さえるために、外側にカーゴポケットのように取り付けられており、
この黒い分部は、そのシーム処理の部分となります。
そして、なによりも完全防水でたったの240g。これは本当に魅力的です。
サイジングは、着丈は少し長く感じるかもしれませんが、身幅は比較的にタイトな感じで、
私の体型ですと、Sサイズでも着用可能ですが、サムホールを使用すると、通常に腕を振るには問題ありませんが、
大きく腕をふったり、バランスを取るのに腕を上げたりすると肘の部分が突っ張るのでMサイズを選びます。
(Sサイズの肘周り)
(Mサイズの肘周り)
ちなみに、このevent素材を作った会社が、あらたに作った物がDRY-Q ELITEになるとか。
そうなると、コレも魅力的が分かって頂けると思います。
兎に角、夏と違いこれからのシーズンは、トップスのバリエーションが必要になってきます。
冒頭に書いた、Googleアースの充実化により、本当に「携帯端末+GPS+ストリートビュー」で、
迷わず安心登山」の時代が来るかもしれませんが、
やっぱり、地図を眺めて想像し自分の目で見る新鮮な景色に勝る物はないと思います。
これと同じで、非常に完成度の高いオールマイティーと言われるJKTが出てくるかもしれませんが、
ある程度のウェアーをラインナップし、経験と感覚に頼りながら、走りに行く前夜や、スタート直前で、
何を着ようか迷い・考えるのも、走る1つの楽しみだと思いますので、
是非、皆さんもそんな楽しみを味わってみては如何でしょうか。
(コチラの商品は、エキシビジョンページにて、Item Photo Exhibitionとしてご紹介しております。 )

 

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