patagonia Nano-Air Light Hybrid Jacket(ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット)について

既にブログやインスタ()等でもご案内しておりますが、一部のブランドでは2017年の春夏アイテムが入荷してきております。()また、数日前より、新入荷商品のみをご紹介したブログページ「NEW ARRIVAL(ニューアライバル)」や、再入荷商品をご紹介するブログページ「RE ARRIVAL(リ アライバル)」を開始しております。いつも書いているブログとは違い、サラサラと流し見程度で商品の入荷状況等をチェックして頂けるページとなっておりますので、今後はこの2つのページもチェックして頂ければと思います。

NEW ARRIVAL(ニューアライバル)
⇒新入荷商品をご紹介

RE ARRIVAL(リ アライバル)
⇒再入荷商品をご紹介

<注意事項>
・店頭の入荷状況とタイムラグがあり、オンラインショップ、NEW ARRIVAL / RE ARRIVAL に掲載していない商品でも店頭に入荷している場合もございます。


さて、続々と入荷するアイテムの中で、個人的に今一番ホットなアイテムと言えば、今回のブログのタイトルにある、patagonia Nano-Air Light Hybrid Jacket(ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット)()ではないでしょうか!
*今回のBLOG少し長いですよ・・。

既に多くの方に愛用され人気の高いナノ・エアーシリーズ。そのシリーズの最新モデルとして新たに仲間に加わったのが、このNano-Air Light Hybrid Jacket()(Vest)。

今発売されている多くのインサレーションは、着用時に均一の保温力を持たせるために、前身頃と後見頃に同重量のインサレーションをいれおりました。これは非常に安定した保温力が得られる反面、運動量やバックパックを背負う環境下では、背中面がオーバーヒートするという問題点もありました。そんな問題点を、使う環境や状況によっては解消してくれるアイテムとなるのが、このNano-Air Light Hybrid Jacket(Vest)ではないしょうか。

 

商品の特徴について

Nano-Air Light Hybrid Jacketは、前身ごろと腕の上部と肩のみに通気性を備えた軽量な40グラム・フルレンジ・インサレーションを使用し、後ろ身頃から腕の下側、脇・脇腹にかけては、ワッフル生地を使用する事で、運動時に生まれた熱を効率よく抜く事で、寒い環境下でも最適な動作温度に保つ事が出来るアイテムとなっています。

▼腕の下側のワッフル布地の様子

▼背面のワッフル布地の様子

▼脇から脇腹にかけてのワッフル布地の様子

▼ナノ・エアシリーズの特徴でもあるストレッチするインサレーションの様子

個人的には、ストレッチするインサレーションを使用しつつ、肘回りの半分がワッフル生地になったことで、他のナノ エアーシリーズに比べ腕が動きやすくなった印象があります。

 

使用インプレッション

頭の中で背中側の抜けが良くなっているのは分かっているものの、「実際にどれぐらい?」となりながら、約2週間(合計6回程)のスノーボードのアクティビティを中心にフィールドテストを行いました。

最近、スノーのフィールドに出かけるときは、自宅から以下のような恰好で出て行きます。

(179cm / 64kg / size:M着用)
~トップス~
●ベースレイヤー
 ⇒キャプリーン ミッドウェイト  or  ibex Woolies 1 or  phase ar

●ミッドレイヤー 1
 ⇒patagonia R1

●ミッドレイヤー2
 ⇒Nano-Air Light Hybrid Jacket

 

先ず最初に驚いたのは、フィールドではなく車の中だった!!

まさか、フィールドテストに行く道中でNano-Air Light Hybrid Jacketの良さを早々に実感出来るとは思わなった!

今までインサレーションを着たまま、車に乗り込みエアコンが効いてくると、背中とシートの間でオーバーヒートとなり、場合によっては背中に汗をかく事もあったが、それが本当に無かった事に驚き!

 

バックパックを背負うバックカントリー等のシーンでは本当に大活躍!

・ハードシェルを着て行動

<シチュエーション>
フィールド:平湯BC 気温:-5~-6度 天気:小雪 風:場所によって強風

最初に紹介したのレイヤリング(R1無し)の状態で、GOREのハードシェルを着用し約4時間程のハイクアップとライディングと休憩を行った。
オーバーヒートするような時でも、腕と脇下のワッフルゾーンから熱気が逃げていくのが実際に感じられ、逆にザックを降ろすと背中側のレイヤリングは、ベースレイヤー・ワッフル生地・ハードシェルとなるので少し寒く感じる事もあったが、今回は休憩が短かった為に、新たにインサレーションを着足す事は無かった。

・Nano-Air Light Hybrid Jacketのみでのハイクアップ

<シチュエーション>
フィールド:伊吹山 気温:3~4度 天気:曇り 風:無風~弱風

この時も、基本のレイヤリング(R1無し)でハイクアップ。天気も良かった為、非常に快適に!

どちらの場合でも共通して言える事は、やはりザックを背負えば絶対にその部分は汗をかくが、背面にもインサレーションが入ったタイプのモノを着ている時の事を思えば、幾分か快適という事!

 

この時期のゲレンデライディングは少し寒いのかも?!

ゲレンデでのライディングは、バックカントリーのように常に動き、熱量が生まれるのではなく、ストップ&ゴーの「ストップ」が比較的に多いシチュエーション。コースを一気に滑り降りてきた時の背中から熱気が抜ける感じは爽快!ただし、リフトの上で風に吹かれたりすると、背中側と腕の下からスースーと少し寒く感じる時もしばしありましたね。
ただ、全体的に言える事は、やはりウェアー内に嫌な熱気が籠りにくいという点では「非常に快適」でしたね!!

シチュエーションとしては以下の内容になります。

・日中のゲレンデライディング

雨から雪に変わる修行のような天気(気温は不明・・・)
風がそんなに強くなかったのでマズマズの使用感。ゴンドラが動いていれば、このレイヤリングは最高だっと思う。

・ストップが非常に多いシーンでの使用

BURTONの来季モデルの試乗会でも二日間に渡り使用。ライディングをしてはビンディングの取り付け取り外し等の作業が多く含まれる、いわゆるストップ&ゴーの「ストップ」する時間が非常長いようなシーンでの使用。
ストップの時間が長くなると、ほんの少し寒い感じがしたものの、それを見越して着過ぎてオーバーヒートになり汗をかきすぎる事を思えば、これぐらいで丁度よかったのかも。

・日が昇るサンライズでの使用

朝の5時からのゲレンデライディング。兎に角、冷え込む中で動くときの運動量の高さと、ストップ時の冷え込みの差が激しようなシーンでの使用。
ライディング中に日が昇り、気温も変わる為いつもレイヤリングに悩まされる事が多いが、日が昇ってから滑る時間のが長いので、これはこれでありかも!
ただし、日が昇るまでの数時間はやはり少し寒いですね・・・。

 

総括

・寒い中で常に動き続けるようなシーンで使うのに非常に優れている。
 ⇒BCやスノーハイク、寒い日のトレッキングや、気温の低い中でのランなど。
・ザックを背負えば、流石にワッフルとて汗をかくのは仕方がない。ただし、着用しているアイテムがインサレーションだという事を思えば、非常に快適に感じる。
・個人的には、このハイブリットタイプでもう少し綿量を増やしたモノのと、それに伴い、ワッフル生地のフリースにする等の使用を変更したバージョンがあってもオモシロイと思った。
・サムホール仕様の袖口のインサレーションアイテムはありがたい!
 ⇒単体に着た時に、手が本当に温かい。

今現在、当店の在庫はブルーのみですが、近日中にレッドとブラック系が入荷する予定となっておりますのでオタノシミニ!!

今朝のサンライズで久々にスキーをしました!
投稿者:飯田

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