丁度いいやつ

明けましておめでとうございます。昨年の最終投稿をさせていただいた浜田です。今年もどうぞよろしくお願い致します。皆様お正月は楽しく過ごせましたか?基本的にお休みは外に出ていないと気が済まない浜田なのですが、珍しくお正月はゆっくりとしていました。でも我慢できずこっそり一人で岩に行ったのはここだけのお話です。ボウズでしたが、、、
2017年も焦ることなくマイペースにクライミングを楽しんでいこうと思っております。

さて、早速ではございますが最近お店の中で気になる中綿のジャケットがありましたのでご紹介させて頂きます。

img_3422
(177cm / 61kg / size:M / col:Olive)
MONTANE/PRISM JACKET()

ちょっと聞きなれないブランドだなーと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが(そうでない方も、もちろんたくさんいらっしゃると思います) MONTANEは1993年、イギリス発祥のブランドで、ヨーロッパの探検家や登山家から高い評価を得ており、英国マウンテン・レスキューのオフィシャルサプライヤーなんかもしているハイクオリティブランド。

そんなMONTANEの、”丁度いい”中綿ジャケット、PRISM JACKET

img_3423

img_3427

img_3430
このPRISM JACKET、なにが丁度いいかと申しますと、まず、ヨーロッパブランドにありがちな、長細い感じがあまり無く、程よいフィット感でさっと羽織りやすい。

img_3449
中綿にはPRIMALOFT®SILVER ECO40gを採用し、厚すぎず、薄すぎずな絶妙な生地厚。中に着ても、アウターとしても邪魔にならない丁度よさ。表地には防風性・速乾性・超耐久撥水性を備えたPERTEX®Microlightを使用し、size:Mで約418gと比較的軽量なのですが、アウターとして着ても十分な暖かさを提供してくれます。撥水性を持った表地に化繊の中綿なので対候性も優秀で冬のアウトドアアクティビティに最適。防風性も高いので岩場でのレストの時にも良いですね。チョークまみれになるクライマーにはお手入れが容易であることもポイント高めです。洗濯機で洗えます。

img_3442
袖口はリブですっきりとしており、風の侵入も防いでくれます。

img_3446
フードはヘルメットを被った上からでも被れる様大き目の作り。ツバ部分にはワイヤーが忍ばせてあり、フードを被った時にも視界を妨げにくくなっております。

img_3451
(こちらはcol:Moroccan blue。良い色ですね。裏地の色が映えます。英国らしい。)
ジッパーを開けると顎が当たる部分に大き目に配されたフリース。ジッパーを閉めた時にひやっとしないし、呼吸で結露しやすい部分なので冷たくなりにくい仕様。ありがたいです。

img_3450
さらに、フードをくるくると丸めて、フードの後ろにあるドローコード使ってとめることが出来るのですが、、、

そうすると
img_3437

img_3439
(177cm / 61kg / size:M / col:Moroccan blue)
風が強くフードのバタつきが鬱陶しい時などにとても便利!フードをたたんで襟足の高いジャケット仕様に早変わり。しかも形が悪くない。ジッパーが付いててその中に仕舞い込むタイプの物より簡単ですし、見た目も良いような気がします。ロープを使った登攀の時など、フードが邪魔になるシーンで真価を発揮するのではないでしょうか?さすが英国マウンテンレスキュー御用達、気が利いております。いろいろな使用環境を想定して作られているのでしょう。

 

img_3448
ハンドポケットはハーネスと干渉しないよう、少し高めの位置に。

  img_3458  
そして右ハンドポケットのジッパーを開けてみると、なにやら内側にもプルタブが

img_3459
そうです。パッカブル仕様です。すごく小さいかと言われればそうではないかもしれませんが、中綿なのにこのサイズ感。荷物の嵩張る冬の山行や、季節を跨ぐような旅行や旅には非常にありがたいですよね。

img_3464
カラビナ用ループもついており、ザックの外へ一時的にぶら下げておいたり、フックなどに引っ掛けておくことができます。愛国心が伝わるユニオンジャックのプルタブが素敵ですね。

 

そして、これだけのスペックをもってしての非常に良心的な価格。今回のタイトルである”丁度いい”を超えて、もはや”すごくいい”です。素敵です。ぜひチェックしてみてください。

次回、何かしらの課題完登報告をしたい浜田でした。

 

先頭に戻る